AIはどこまで人の仕事を代替するのか。ビジネスにおける業務効率化を実現する5つのAIサービス

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AIの台頭により、近い将来人類はAIに仕事を奪われてしまうというネガティブな予想が昨今されている。しかし、本来AI技術の導入は、業務の効率化を実現し、リソースの確保を行うことで、AIがあるからこそできる新たな事業の創出やイノベーションを生み出していくためではないだろうか。

近年のAIサービスの発達には目を見張るものがあり、スマートスピーカーやチャットボットなど、私たちの生活内でもその存在感を増している。

特に、ビジネスにおいてAIサービスの導入による単純作業の効率化が可能になれば、人件費などのコスト削減も可能となるはずだ。

今回はビジネスにおいて業務効率化に特化したAIサービスを5つ紹介しよう。

様々なプラットフォームに分散され、これまで把握が困難であった「情報・知識資産に関する活用状況の可視化」を実現するAIサービス「Allganize(オルガナイズ)」

サービス名
Allganize(オルガナイズ)
サービスURL
https://allganize.ai/

Allganize(オルガナイズ)の詳細へ

サービス概要

GDrive、Confluence、Slack、Jira、Zendes等様々なプラットフォームに分散しているチームの関連ドキュメントを、ワンストップで安全に検索、抽出、整理できるサービス。50%(同社調査)しか活用されていない社内の情報・知識資産を可視化・分析し、同結果および社員の業務内容、関連するマーケット内の情報をAIが学ぶことで、各社員の業務上における情報・知識資産の活用をリアルタイムで支援している。

その結果、例えば営業部門やマーケティング部門であれば「提案資料などの重複作成をなくしたい。社内の成功事例を参考にしたい。業界の新商品や最新の競合情報を知りたい。」などのケースにおいて必要な社内外の情報等へのアクセシビリティを自動で最大化・最適化することができる。

※2018/08/03現在

評価時間とコストを大幅削減する人材評価AIサービス「マシンアセスメント・フォー・コンピテンシー・デベロップメント」

の詳細へ

サービス概要

日本初の社員の人事評価・能力評価AIシステム。AIに、その企業で高く評価される人材の行動特性を事前に学ばせるため、良くありがちな印象評価をなくし、市場競争力という「平準化された基準」で評価することが可能となる。

また、社員一人ひとりについて、ビジュアル化されたレポートを見ることができ、育成課題も視覚的に確認できるため、社員に対して、業務遂行能力の高いハイパフォーマー社員が有する行動特性・思考特性を見極めながら、社員の育成やキャリア開発、評価や選抜に活用する“コンピテンシー・アセスメント”を、ビジネス目標や経営戦略に合わせて、効率的かつ戦略的に行うことが可能だ。

さらに、これまで社員のコンピテンシー・アセスメントの実施にあたって、人事コンサルタントなどの専門家に頼っていた企業では「マシンアセスメント」によって時間や費用を大幅に削減することができる。
例えば、大手の人事コンサルティング会社では、実施からレポート納品まで約10日、費用は30~40万円程度必要だが、この「マシンアセスメント」では、テキストを受け取ってから納品まで最速で1日、4万円の費用で提供可能とのこと。

※現在

面倒くさい契約を、より簡単で身近なものへと変えるAIサービス「AI-CON(アイコン)」

サービス名
AI-CON(アイコン)
サービスURL
https://ai-con.lawyer/

AI-CON(アイコン)の詳細へ

サービス概要

AIとクラウドを最大限活用し、契約をより簡単で身近なものへと変えるために開発されたAI契約書レビューサービス。

利用方法は3ステップで簡単に終わり、契約書のアップロードから1営業日以内にフィードバックが届く。自社に不利な条項がないかどうかの判別や、当該契約類型に必須の条項が抜けていた場合、アラートで知らせてくれる機能なども備わっている。

また、最大の特徴は、契約書のリスク判定機能。従来、条文を読み込むことによって法的な意味を判別する必要があるが、5段階の指標を使うことによって、法律の専門家以外でも直感的に法的な意味を理解することができるようになる。

※2018/08/03現在
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