Appleが、新製品を一挙に発売することを発表した。今回発売が決定した新製品は以下の3点となっている。

FaceIDにも対応 カメラが進化した新型iPad Pro

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新型iPad Proは11インチと12.9インチのラインナップはそのままに、背面に超広角カメラと3D認識用のLiDARスキャナを搭載した点が最も大きな変更点となっている。

12メガピクセル・f/1.8の広角カメラと10メガピクセル・f/2.4・視野角125°の超広角カメラのデュアルレンズが搭載され、2倍の光学ズームと最大5倍のデジタルズームが可能となった。

さらにLiDARスキャナが搭載されたことにより、最大5メートル先の対象物までの正確な距離を100万分の1秒レベルのスピードで計測可能に。これによって、より高いレベルのARコンテンツを楽しめるだけでなく、iPad Proを向けるだけで人の身長測定をすばやく行ったり、部屋の家具のサイズを瞬時に測ったりすることができるようになったとしている。

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同社によれば、今回の新型iPad Proは、LiDARスキャナとA12Z Bionicチップ、さらにiPad Proに搭載されている3軸ジャイロや加速度センサーなどを組み合わせることで「全く新しいレベルのAR体験が可能になった」とのことだ。

またディスプレイはLiquid Retinaディスプレイとなっており、前モデルと同じくホームボタンを排除したデザイン仕様。第2世代Apple Pencilにも対応しており、同デバイスをマグネットで固定できるようになっている。さらに前面に搭載されているTrueDepthカメラによるFaceIDで、ロック解除やApp Storeでの購入、Apple Pay利用なども可能となる。

なお新型iPad ProはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応しており、Wi-Fi+Cellularモデルはあるものの、5Gには対応していていないとのこと。

バッテリー駆動時間は、Wi-FiモデルがWi-Fiでのインターネット利用やビデオ再生で最大10時間、Wi-Fi+Cellularモデルが携帯電話データネットワークでのインターネット利用で最大9時間を想定しており、充電はUSB-Cポートから行う。

販売価格はそれぞれ以下の通り。

・iPad Pro(2020) 11インチ
128GB:8万4800円(Wi-Fiモデル)、10万1800円(Wi-Fi+Cellularモデル)
256GB:9万5800円(Wi-Fiモデル)、11万2800円(Wi-Fi+Cellularモデル)
512GB:11万7800円(Wi-Fiモデル)、13万4800円(Wi-Fi+Cellularモデル)
1TB:13万9800円(Wi-Fiモデル)、15万6800円(Wi-Fi+Cellularモデル)

・iPad Pro(2020) 12.9インチ
128GB:10万4800円(Wi-Fiモデル)、12万1,800円(Wi-Fi+Cellularモデル)
256GB:11万5800円(Wi-Fiモデル)、13万2,800円(Wi-Fi+Cellularモデル)
512GB:13万7800円(Wi-Fiモデル)、15万4,800円(Wi-Fi+Cellularモデル)
1TB:15万9800円(Wi-Fiモデル)、17万6,800円(Wi-Fi+Cellularモデル)

トラックパッド配置のiPad用キーボードMagic Keyboard

iPadOS 13.4が日本時間3月25日に正式リリースされることが決定。この新しいOSになることにより、最も大きく変化するのが、iPadがトラックパッドやマウスへ正式対応することだ。

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マウスカーソルは矢印アイコンではなく、円形のハイライト

このトラックパッドへの対応に合わせて、手元にトラックパッドが配置された新しいMagic Keyboardの発売も決定。Magic Keyboardは新型iPad Proにマグネットで取り付けることが可能で、カンチレバー式ヒンジによって最大130度まで視野角を調整できるフローティングデザインになっている。

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対応機種は11インチが第1世代と第2世代、12.9インチが第3世代と第4世代。こちらは2020年5月に発売とされており、販売価格は以下の予定となっている。

・11インチモデル:3万1,800円
・12.9インチモデル:3万7,800円

低価格かつ高スペックに 新型MacBook Air

今回の新商品販売開始にあたり、MacBook Airも新型に。iPad Proのようなデザイン的な部分での大きな仕様変更はないが、キーボードが従来の16インチMacBook Proと同様の「Magic Keyboard」となる。

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また第10世代となるIntel Coreプロセッサが採用されており、ベーシックモデルでは1.1GHzのデュアルコアIntel Core i3、もしくはクアッドコアIntel Core i5が選択可能。オプションで1.2GHzクアッドコアIntel Core i7も選択できる。

さらにCPU性能は前モデルの最大2倍。新たに搭載されたIris Plusグラフィックスは80%高速化したとのこと。またストレージも256GBからとなっており、従来のモデルに比べ2倍となった。

なお、スペックを向上させながら価格を抑えた点も特徴だとしており、価格は以下の通りとなっている。

・256GB SSDモデル:10万4,800円
・512GB SSDモデル:13万4,800円

こちらはすでにオンラインショップで購入受付を開始しており、店頭販売は来週からを予定しているとのことだ。