東京ガス、エコナビスタ、オトバンク、ユカイ工学の4社は2020年3月5日に、シニアとその家族向けの新サービス創出に向けた業務提携契約締結したと発表した。

4社は、各社が蓄積してきた知見・技術を掛け合わせることで、シニアとその家族のライフステージに合わせた元気につながるサービスを継続的に提供していく。

業務提携における4社の主な役割以下のとおり。

東京ガス

全体企画を行うとともに、ガス・電気小売事業におけるお客さまとのつながりから得られるデータおよび住まいの空間における快適で健康な暮らしづくりの知見を提供。

エコナビスタ

1,800床以上へのサービス導入で培った高齢者施設の業務効率化と、疲労医学の知見に基づくデータ解析技術を元に、シニアの日々の健康をサポートする睡眠中の生体・環境データ等を提供。

オトバンク

「audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)」の豊富な音声コンテンツを含めた、目が不自由な人々やシニアが視覚に頼らなくても楽しめるコンテンツを提供。

ユカイ工学

シニアと家族のコミュニケーションをさらに豊かにする、使う人が愛着を持てる情緒的なユーザーインターフェース(コミュニケーションロボット)を始めとする、高品質・低コストなIoTデバイスの提供。

4社は、同業務提携を通じ、超高齢化社会におけるより良い暮らしの実現を目指すとともに、一人ひとりの暮らしから地域社会に至るまでのさまざまな課題を解決するソリューションを提供していくとしている。

なお、東京ガスは、2019年12月にユカイ工学、2018年9月にエコナビスタ、2018年9月にオトバンクとそれぞれ資本業務提携契約を締結している。