ソフトバンクは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために影響を受ける小中学校や高校、学習塾、スポーツ教室などをサポートし、全国の児童・生徒たちが臨時休校や休講の期間中も学習や運動に取り組めるよう、2020年3月9日から4月30日まで、オンラインレッスンサービス「スマートコーチ」を無償で提供することを発表した。

「スマートコーチ」は、学習やスポーツに取り組むユーザーが、スマートフォンやタブレット、パソコンを利用して、オンライン上で教職員や専門のコーチに相談し、動画添削による指導などを受けることができるサービス。

教育現場においても、「スマートコーチ」を活用して部活動や体育の授業を遠隔でサポートすることが可能だという。

児童・生徒たちが学習や練習の様子を撮影し、撮影した動画をアップロードすると、教職員やコーチが、動作やフォームなどを動画上で添削し音声やテキストでアドバイス。

また、学習教材や指導内容の動画を教職員側から配信したり、メッセージをやりとりしたりすることもできるとのことだ。

同社は、学習やスポーツ、習い事などの指導を行う教育機関や教育事業関係者に「スマートコーチ」を無償で提供し、オンラインで学習やスポーツ指導ができる環境を提供することで、子どもたちの時間の有効活用や、運動不足の解消に貢献することを目指していくとしている。