東京ドームは、スタジアムビジネスにおける新たなニーズへの対応としてリニューアル工事を実施したことを発表した。

大きく3つの工事を行い、1つ目は、現状のニーズだけでなく、通信インフラを使用した将来の商品・サービスにも今後スムーズに対応できるよう「高密度Wi-Fi」を整備した。

東京ドーム内既設の66基に加え、236基のアクセスポイントを新設し、合わせて302基のアクセスポイントを用意したとのことだ。

イベント主催者が通信を用い展開するオリジナルサービスを、利用者が快適な通信環境で体験できるようにする。

2つめは、仲間同士や取引先などと、リラックスして野球観戦を楽しめる、壁で仕切られた半個室のプライベートルームを新設。

内野席最後部および立ち見エリアを改修し、グループ観戦のニーズに応えるとしている。

そして3つめは、従来12席だった車椅子席を22席に増やし、1塁側は8席から12席に、3塁側は4席から10席にしたとのことだ。

工事は2019年7月から2020年3月に実施され、より多くの楽しみ方を、より多くの利用者に体験してもらうべく今回のリニューアルに至ったとしている。