フリーランスや副業をされている会社員の方など、「落ち着いた場所で作業をしたい」「急なアポイントで時間を潰す場所が欲しい」といったシチュエーションに出くわす場面も多いのではないだろうか。

とは言え、駅周辺の喫茶店の電源席は連日いつでも満席なことが多く、落ち着いて作業ができる環境を都内で見つけることはなかなか難しい。

そんな時に便利なのが、コワーキングスペースだ。

このコーナーでは、AMP編集部が独自に選定した実際にコワーキングスペースに赴き、作業環境としての居心地を体験する。

今回の記事では、新橋駅から徒歩5分のBasis Point(ベーシスポイント)に伺った。


Basis Point ウェブサイト

コワーキングスペースBasis Pointとは

Basis Pointは、新橋駅から徒歩一分のところにあるワーキングスペースだ。ドロップインで立ち寄れるだけでなく、会議やイベントなど大人数での利用が可能。

レンタルpcや充電器、ドリンクバーなど、必要なものは何でもそろっており、気軽に利用することができる。

サラリーマンの聖地・新橋駅から徒歩約1分の近さ

Basis Pointの場所はJR 新橋駅銀座口から、汐留シティセンター方面へ徒歩1分の場所にある。

新橋駅周辺に勤めている方ならアクセスは抜群だ。

新橋駅銀座改札口を出る。


改札を出たら、左に向かって直進する。

突き当りの信号を右に曲がり直進すると、Basis Pointの黄色い看板が見えてくる。

その看板の目の前のビルが目的地だ。

【Basis Pointを体験】ペッパー君が出迎えてくれる、ウッドテイストなカフェ空間

Basis Point1はビルの2階にあり、エレベーターを上がってすぐに入口がある。中に入る前から店内の静かな空気が感じられ、集中して仕事ができるような気分になってくる。

店内に入るとペッパー君が出迎えてくれる。はじめに利用カードの登録をし、ペッパー君による店内の利用説明が行われる。

この日訪れたのは午後の3時。ところどころ空席は見られるものの、多くの利用者がパソコンに向かい、仕事に集中していた。

ワーキングスペースという名前から、筆者は打ち合わせをしている人の声など、少しにぎやかな様子を想像していたのだが、店内全体はとても静かで、穏やかな音楽がより一層落ちついた空間を演出しているように感じられた。

利用者の大半はフリーランスと見られる方やスーツ姿の会社員だ。また会議室で打ち合わせをしている様子も見られた。

店内入口から入ってすぐ左に、ご自由にお使い下さいと書かれた箱が置いてある。

その箱の中には、スマホやパソコン用の充電器があり、どれも無料で使うことができる。また、その隣には文房具があり、店員に声をかければボールペンやノート、封筒などの購入もできる。わざわざ道具を持ってこなくても作業ができるのは便利な点だ。

店内入口からまっすぐ進むと、曲がり角にビジネスマン向けの新聞や雑誌などが置かれていた。日経新聞や読売新聞に、FobersやHarverd Business Reviewなど、ビジネスをする上で必要な情報が無料で入手できる。

通路にはお菓子が販売されており、100円と書かれた缶にお金を投入すれば、好きなお菓子を選んで買える。仕事が一段落したときや、休憩したいときにおすすめだ。チョコレートからスナック菓子までその時の気分に合わせて楽しむこともできる。

また、冷たいジュースやお茶は無料で飲むことができ、貯金箱に50円を投入すれば温かいコーヒーで一息つくこともできる。

退出する際は、入り口にあるバーコードをかざす機械にカードをあて、その後会計に移るシステムだ。

ドロップインの利用は、延長15分ごとに追加200円の料金がかかる。そのため、利用終了予定時刻より3分以上遅れてカードをバーコードにかざすと自動で追加料金が発生してしまうので注意が必要だ。

【Basis Pointの感想】駅チカでリラックスしながら集中できるコワーキングスペース

新橋駅周辺で集中したくなったら外せない場所Basis Point新橋店を実際に利用してみて、普段オフィスで仕事をする以上に、作業に集中することができた。

また店内を見渡しても非常に静かに集中しており、「自分もやらなければ」という気持ちにさせてくれる。

設備面においてもひと席にコンセント2つが備えてあるので、スマホとPC両方を一度に充電したい人にとっても安心な設計である。

年会費を支払わなくてもドロップインで利用できるのも◎。

カフェのような空間は好きだけど、混んでいるところはNGという人にとっては、オアシスのようなコワーキングスペースではないだろうか。

新橋駅の近くで落ち着いて作業をしたくなったら、ぜひBasis Point新橋店を検討候補に入れてみて欲しい。

文:大畑朋子