ローランドは、2019年9月18日（水）、音のフレーズを並べていくだけで手軽に音楽制作が楽しめる無料アプリ『Zenbeats』（ゼンビーツ）の配信を開始した。

同社によると、現在の音楽制作は、パソコンと音楽制作の専用ソフトを使って行うのが主流であるという。一般的な音楽制作ソフトは非常に高機能で本格的な楽曲を作ることができる反面、周辺機器を揃えたり、設定や操作方法を覚える手間など、経験がない初心者には難しい部分もあるとのことだ。

そういった中で、『Zenbeats』ではスマートフォンやタブレット（iOS/Android対応）で手軽な音楽制作が可能だという。

同サービスの特徴は以下の通り。

  1. 場所を選ばずいつでも気軽に音楽制作

    2. 電車移動の時間やカフェでの休憩時間など、場所を選ばずいつでも気軽に音楽制作を楽しむことができる。

    アプリ内には、さまざまな楽器やシンセサイザーの音色、シーケンサー（演奏データを記録/再生する機能）やエフェクト（エコーなどの音響効果）など、音楽制作に必要な機能を網羅。

    また、「ループ」と呼ばれる音のフレーズが多数用意されており、好みの「ループ」を選んで並べていくだけで、ヒップホップやEDM（Electronic Dance Music）などの本格的な楽曲も簡単にできあがるという。

  2. シンプルで分かりやすい操作画面

    3. 操作画面はシンプルで分かりやすいデザインになっているので、スマートフォンやタブレットの画面をタッチして、直感的に楽曲を作ることが可能。

    実践しながら使い方を覚えられるレッスン機能も搭載しているので、初心者の方でも操作に戸惑うことがないとのことだ。

  3. マルチOS対応

    4. スマートフォンやタブレットに加えてパソコン（Mac/Windows）にも対応。

    外出中にスマホで作った曲のデータをクラウド・ストレージに保存、帰宅してからパソコン上でより細かい編集をするなど、シームレスな制作が可能だという。

    仲間と曲データを共有して共同制作したり、音声ファイル共有サービスやSNSへの投稿も簡単に行えるとしている。

  4. アプリ内課金で機能追加も可能

    5. アプリ内の課金でさまざまな「ループ」やシンセサイザー音色の追加購入、機能のアップグレードが可能。新しいコンテンツが随時提供されるので、常に最新トレンドの音色やフレーズを使って楽曲の幅を広げることができるとのことだ。

    また、エレクトロニック・ミュージックに欠かすことのできない、ローランドのリズムマシン「TR-808」や「TR-909」直系のサウンドも入手可能。本格的な音色やフレーズを活用してクオリティーの高い楽曲をつくり出すことができるとしている。