食品ベンチャーのベースフードは2019年6月4日、2017年から販売している、1食で1日に必要な栄養素の1/3を摂ることができる世界初の完全栄養パスタ「BASE PASTA(ベースパスタ)」を、2019年7月1日よりリニューアルし、商品名を「BASE NOODLE(ベースヌードル)」として販売すると発表した。

同時に、2019年3月から販売する完全栄養パン「BASE BREAD(ベースブレッド)」は、従来の冷凍パンから常温のパンにリニューアルする。

麺自体の味をよりおいしく・食べやすく改良

同社の従来商品 「完全栄養パスタ BASE PASTA」は、「雑穀感が強いため、アレンジしにくい」「あわせるソースが限られてしまう」などの声があがり、よりおいしく、毎日の食事に取り入れやすい麺にするため改良を重ねてきた。そして今回、栄養はそのまま、麺自体の味をよりおいしく・食べやすくする改良に成功した。

アレンジ次第で、パスタやそば、アジアンテイストなど、さまざまな味付けで楽しめる、味のバランスが整った麺になっていることから、パスタに限らずさまざまな「麺」料理に使ってほしいという想いを込めて、商品名を「BASE NOODLE」に変更した。

また、これまでの「完全栄養パン BASE BREAD」は冷凍での保存が必須だったが、日常食として常備する上で、「冷凍庫に入りきらない」「冷凍便での配送受け取りが面倒」という声があり、課題となっていた。

しかし、一般的な常温のパンは、冷凍パンよりも格段に保存期間が短く、BASE BREADをただ常温パンに改良するだけでは課題解決にならないため、常温で長期保存可能な、いわゆる“ロングライフパン”への改良を目指した。

度重なるテストを重ね、栄養はそのまま、合成保存料は使わず、常温で保存・食べれるBASE BREADとなった。