ナイルは、同社が運営するスマートフォンアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」において、スマホ(QR・バーコード)決済サービス(以下、コード決済)が展開しているキャンペーン利用に関するアンケート調査(※)を実施した。主な調査結果は以下のとおりだ。

  • 話題性のある「PayPay」が最も人気。「楽天ペイ」「LINE pay」が続く。
  • キャンペーンの利用。高くても全体の4割程度にとどまる。
  • キャンペーンがなくてもコード決済を「利用する」と答えたのは全体の約50%

なおアンケート回答者数1,315名の年代や男女比は以下のとおりとなる。

話題性のある「PayPay」が最も人気。「楽天ペイ」「LINE pay」が続く

利用したことがあるコード決済の種類を聞いたところ、「PayPay」が18.2%でトップとなった。以下、「楽天ペイ(13.1%)」と「LINE Pay(12.9%)」が僅差で続いた。

なお全体の64.3%もの対象者は、「利用したことがない」と回答している。

年代別にみると、15歳~19歳の若年層の利用割合が比較的高かった。そのなかでも「LINE Pay」「メルペイ」「au Pay」「pixiv Pay」の利用割合が特に高く、いずれも3割を超えた。

キャンペーンの利用。高くても全体の4割程度にとどまる

コード決済の利用経験があると回答した469人を対象として、「〇〇%ポイント還元」などのコード決済のキャンペーンを利用したことがあるか(ある場合はどのサービスか)を追加で聞いた。その結果、42.2%の対象者が「PayPay」のキャンペーンを利用したことがあると回答。また統計の結果をみていくと、1人あたり約2つのサービスのキャンペーンを利用していた計算となる。

キャンペーンがなくてもコード決済を「利用する」と答えたのは全体の約50%

キャンペーンを「利用したことがある」と回答した355人に対し、コード決済サービスのキャンペーンでどのくらい得したと思うか聞いた。その結果「とても得した」は33.8%、「まあまあ得した」が51%、「あまり得しなかった」が13.2%、「まったく得しなかった」が2.0%という結果となった。

次に、ポイント還元などのキャンペーンがなくてもコード決済サービスを利用し続けるか聞いたところ、「継続して利用する」と回答した人が全体の49.3%で最も多かった。以下、「キャンペーンを実施している他のサービスに移行する」(23.7%)、「別のキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネーなど)を利用する」(13.8%)、「わからない」(7.9%)、「現金で支払う」(5.4%)が続いた。

※調査概要
・アンケート期間:2019年4月23日~4月30日
・アンケート対象者:10代~60代の男女1,315人

<参照元>
『スマホ決済のキャンペーンについてアンケートを実施! 49.3%がキャンペーン終了後も「利用する」と回答(アプリ紹介サービス「Appliv」調べ)』