婚活事業を展開するIBJは、20歳~49歳の独身男女約700人に対して「働き方改革と恋愛」についての意識調査を実施、2019年4月18日にその結果を発表した。

それによると、仕事よりも「プライベート優先派」が多数で、残業時間が削減されたら「恋人」と過ごす時間に充てたいと思っている人が多いことがわかった。

マイワークライフバランスがとれる残業時間は男女に顕著な差が

まず、自身のワークライフバランスについて聞いた。すると、バランスが「とれている」と回答した人が約6割、「とれていない」と回答した人が約4割になった。

では、実際どれくらいの残業時間であればワークライフバランスがとれるのだろうか。マイワークライフバランスがとれる残業時間について聞くと、女性は「~5時間―105人」「~10時間―98人」がボリュームゾーンなのに対し、男性は「~30時間―124人」「~15時間―87人」がボリュームゾーンと、女性よりも男性のほうが残業時間を多く見積もる人が多くなった。

ではなぜ残業を免れることができないのだろうか。残業する理由として、「仕事が終わらない/人手が足りない」が581人ともっとも多い結果になった。「早く成長したい―110人」と前向きな意見に対し、「帰りにくい雰囲気―133人」と、帰ることへの後ろめたさを感じる人も一定数いることがわかる。

優先するのは男女ともに約8割が「プライベート」

続いて、4月から施行された「働き方改革法」の影響についてきいた。働き方改革の気運の高まりにより、自身の働き方に「変化あり」と回答した人が約3割、「変化なし」と回答した人が約7割となった。働き方改革により独自の施策を行う企業も増える中、直接的に影響を感じられる人はまだ少数派のようだ。

続いて、仕事と恋愛の結びつきに関して聞いた。仕事が恋愛の足かせとなった経験について聞くと、約4割が「経験あり」と回答した。その理由は以下のようになった。

・連勤が続きやっと休みが取れたら体調を崩し、相手と連絡が取れなくなった。(30代・女性)
・時間が無い。会っても常に疲れていて好きな人とも楽しめない。(20代・女性)
・土日に仕事がある事に、理解を得てもらえない。(30代・男性)
・突然の休日出勤などあり、予定が組めなかった。仕事で時間が取れない。(30代・男性)
・彼氏の誕生日に残業が入って、食事をキャンセルすることになった。そのあとケンカ別れしました。(20代・女性)

このように長時間労働や休暇などのすれ違いにより恋愛に与える影響は大きいようだ。

では仕事とプライベート、どちらを優先した働き方をしたいと考える人が多いのだろうか。男女ともに約8割が「プライベート」と回答した。仕事とプライベートのバランスは大切だが、どちらかというとプライベートの生活時間を優先した働き方が好まれているようである。

そして、残業時間が削減され余暇が生まれた場合の過ごし方について聞いた。残業時間が削減されたら「趣味・娯楽」に充てたいと考える人がもっとも多くなった。続いて2番目に多かった回答は男女で異なり、男性が「出会い探し・婚活―215人」に対し、女性は「休息・睡眠―220人」となった。

最後に余暇を誰と過ごしたいかについて聞いた。すると「恋人」がもっとも多く、男女合わせて全体の5割以上(54.4%)という結果になった。続いて「一人」「友人」「家族」「同僚」と続いている。

※本調査は2019年3月時点のもの。
調査は、20~49歳の男女699人を対象に2019年3月15日~3月24日に実施された。

<参照元>
『【700人調査、働き方改革と恋愛】仕事よりも「プライベート優先派」多数!残業時間が削減されたら「恋人」と過ごす時間に充てたい?!』
IBJ