マンダムは、30~60代の上場企業新卒採用担当者男女412名を対象に、就活生の身だしなみと態度に関する調査を実施、2019年3月5日にその結果を発表した。

それによると、9割以上が「身だしなみから受ける印象は、選考に影響する」と回答したという。

9割を超える新卒採用担当者が身だしなみを選考の評価ポイントに

まず、「学生の身だしなみ(身なり・服装・髪型・化粧)から受ける印象は選考にどの程度影響しますか?」と聞いたところ、約半数の48.8%が「大いに影響する」と回答し、身だしなみを重要視していることが明らかとなった。

また、「やや影響する」まで含めると、9割を超える新卒採用担当者が身だしなみを選考の評価ポイントとしている結果となった。

また、「採用面接において、学生に求める要素で重要なものをお選びください。」と聞いたところ、78.9%が「礼儀(態度、言葉遣い)」と答え、次いで74.0%が「清潔感」と回答した。採用面接において身だしなみでは「清潔感」、振る舞いでは「礼儀」が重要視されていることがわかったという。

「採用における学生との面接の際、清潔感の有無を判断するポイントはどこですか?」と聞いたところ、76.7%が「髪型」と回答しもっとも多く、次いで72.3%が「服装」と回答し、この2点が重要であることが明らかとなった。

マンダムでは、身だしなみを意識するにあたり、まず意識しやすい「服装」よりも、「髪型」が清潔感の有無を判断されるポイントであり、意識して整えることが必要であると分析している。

そして、学生の身だしなみで評価に影響する部分について聞いてみたところ、プラス評価、マイナス評価ともに1位が「服装」で約8割、2位が「髪型」で7割前後と、この2つの影響が大きいという結果になった。

「服装」や「靴」といった身に纏うものはもちろんだが、「髪・肌・におい(体臭)」といったポイントも評価に影響していることが明らかになった。

最後にマンダムでは、採用の過程において、採用担当者は学生の「身だしなみ」も評価の基準にしており、中でも「清潔感」の有無を特に重要視していることが明らかになったとしている。「清潔感」をもっとも感じ取ることができるポイントは「髪型」であり、評価にも大きく影響するようだという。

また、服装はもちろんだが、「髪型・髪色」、「肌状態」、「体臭」といったポイントもしっかりとケアし、「清潔感」のある身だしなみを心掛けることが、就活を有利に進めることに繋がると総括している。

<参照元>
「「身だしなみは選考に影響」9割以上!面接で重要となるのは「礼儀」と「清潔感」 清潔感を感じ取るポイント1位は「髪型」」
マンダム