アドバンスト・メディアは2018年11月29日、建設・不動産業界初(当社調べ)となる、AI音声認識を活用し、内覧会で室内のやり取りを可視化する内覧会運営支援アプリを2018年12月1日より販売開始すると発表した。

これは、建築工程管理のプラットフォームサービス「AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム」の新サービスとなる。

室内のやり取りを可視化し効率的な運営を可能に

新築集合住宅では、建物の引渡し前に購入者に対して物件の付帯設備の説明および室内の内装仕上げを確認頂く内覧会を行っている。内覧会では案内員の説明に基づき、購入者が設備や仕上げを確認し、不具合箇所を発見した場合は双方確認のもと補修や交換を行う。

「AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム(内覧会)」は、内覧会での室内のやり取りを見える化し、効率的な運営を可能にするアプリケーションだ。

案内員はタブレットを使い、購入者への案内や指摘事項の入力を行う。事務所からは、案内人の説明進行状況の確認や購買者からの指摘事項の数や内容などを確認することができる。

また案内員からのクイック補修要請や連絡がリアルタイムで実行できるため、よりタイムリーなフォローが可能になるという。

案内員はタブレットの表示画面で説明内容を確認できるため、これまで個々のスキルに偏っていた接客レベルを平準化し、より顧客満足度の高い内覧会運営を行うことができる

顧客満足度の高い内覧会運営を実現する3つの特長

AmiVoiceの特長は以下のとおり。

  1. まず、案内員はタブレットに順番に表示される説明事項に従い案内を行うため、説明不足や漏れを防ぐ。購入者からの指摘事項は音声認識を使いタブレットに入力。これまでの手書きでの書類作成と比較し、大幅な効率化が実現できる。入力された指摘事項は即データ化され、事務所と共有される。
  2. また、内覧会の進行状況、指摘事項の件数や内容、案内員が行った説明事項等を、WEBブラウザからリアルタイムで確認できる。事務所など、離れた場所から全案内員の状況が把握できるため、スケジュール作成や変更などもスムーズに行うことができる。
    そして、店舗スタッフなどを除いた明確な人数を算出することができる。
  3. さらに、購入者の前で発言しにくい情報や、リペア要請をワンタップで事務所や作業者に連絡できる。緊急対応や協力施工会社による修繕対応がよりスムーズに行える。

img:PR TIMES